2009年04月15日

年金制度をどうしたいのか。。。

こんなニュースが流れています。

「年金は、現役世代手取りの半分以下 政府公約守れず 厚労省が再計算」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090415-00000507-san-soci
(yahooニュース)

2月に行われた年金制度の財政検証で厚生年金の所得代替率50%が維持できるという試算について、厚労省が今回試算したところ50%維持の前提として国民年金納付率が80%にあがることが必要であるとし、実際の納付率である65%で試算したところでは50%を割り込むことがわかった。

というのが、記事の概要です。



50%を約束しておきながら、前提がくるったとしても割り込むことは批判されてしかるべきですし、そもそも「現役世代の50%」という数字だけが一人歩きしていた感があります。

また、国民年金納付率がここ数年65%程度で推移しているにもかかわらず、社保庁の目標値である80%を財政検証の試算数値として使用したことに疑問を感じざるを得ません。


ただ・・・・・

ただ・・・・・


私がこの記事を読んで思ったことは、この記事が事実であることは間違いないのでしょうが、年金制度をどうしたいのかということ。

この記事を読んで、国民年金を納付していない人が「あ、そんな深刻なことになっているのか・・・。俺が納めないことで年金給付額が目減りしてしまうのか・・・」と、これをキッカケに納めることになればよいのですが、単に政府の信頼を損なわせているだけのような気がしてなりません。



事実を報道・・・という点については正しいのでしょうが、単に見通しが甘かったことを批判するばかりでなく、納付率が80%になるように少しでも皆に呼びかけるなりそういう方向性があってもよさそうなもの。



年金制度は本当に大事な制度です。
皆が永遠に働いて自分で収入を得ることができるのであれば、年金制度なんていらないとも思いますが、そうではない。ほとんどの人が仕事を引退すると同時に定期的な収入は年金のみとなります。


年金制度そのものは政府のものでも官僚のものでもありません。
我々国民のものです。

我々が維持していかないと、我々に跳ね返ってくることになります。



元々、日本国内に住所を有する20歳〜60歳までの方は国民年金の被保険者で、納付する義務も課せられています。そもそも納付率は100%でないといけないのに、現在は65%しかありません。

制度の必要性を理解すれば80%までは当然に回復するものだと思います。




試算が甘かったのは事実ですが、それはそれ。
記事は事実を書いたまで。


納付率が上がり、甘い試算が現実になる(所得代替率50%が維持できる)かどうかは、皆が納付するかしないか・・・・です。



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posted by 橋本將詞 at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

年金自己責任時代到来!

久しぶりに「なんやねん?年金?」に新しい項を追加しました。

「ねんきん定期便」


先の記事にも書きましたとおり、この4月より被保険者に対しての「ねんきん定期便」送付が開始されます。


被保険者自身の加入歴・納付歴・標準報酬月額等を記載した膨大な資料が今後毎誕生月に送られることとなり、自身で履歴を確認する必要があります。



年金相談をしていると皆さんの口からよく聞く言葉・・・

「国がすることは信用していたのに・・・」


定期便によって社保事務所に出向かずとも、毎年年金加入歴をチェックすることができる体制が整えられることとなり、国が運営する年金制度を監視することができるようになると同時に、これまで以上に自己の責任でアクションを行う必要性がでてきます。


例えば、第3号被保険者の夫が退職して第1号被保険者となった場合。妻も当然に第1号被保険者となります。手続せずにそのまま・・・となる可能性もありますが、定期便が届くことによって手続をしていないことを気づくことができます。手続するしないに係わらず、毎年誕生月に定期便が届くことになります。

手続しないのは、自分の責任では?
しかも納付状況まで通知しますので、年金を受け取る段階になって納付した・・・してない・・・ということは、なくなるはず。


ただ、住所変更だけはしておかなくてはなりません。
でないと定期便自体が届かない・・・。




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