2008年08月13日

離婚時年金分割そもそも論

消えた年金騒動以降、ねんきん特別便一辺倒になっていましたが、6月より被保険者に発送されるようになり、社保事務所でも少し落ち着いてきたように思えます。。


いやいや、まだまだ・・・・問題は山済み・・・と内心は思っておりますが・・・・。ふらふら



さてさて、そもそもこのブログは「なんやねん?年金?」のインフォメーションとして年金に関するニュースを皆さんに提供しようと始めたのですが、それが「離婚分割」がメインとなり・・・・消えた年金がメインとなり・・・・紆余曲折しております。




で、今回は最近受けたメール相談から年金分割の話をしたいと思います。そもそも論です。。。^^



では・・・・・。相談内容の詳細にはは触れませんが、離婚となるとこれまで築いてきた財産を分ける財産分与の取り決めをします。
そこには、離婚後の生活費などの扶養的財産分与の取り決めも行うのですが、それを確実に履行(実行すること)してもらわないと絵に描いた餅になってしまいます。

そのために公正証書等にするのですが、そうしたとしても実際に金銭を手にするためには、裁判所に強制執行を申し立てるなどする必要があります。



実は、年金分割制度が開始される前であっても「年金」そのものは保険料は夫婦が支払った結果のものであるとして、財産分与の対象となった事例はあります。
ですが、それはあくまでも一方が受給した年金を一方に分与するという形をとり、受給権そのものが分与されるわけではありません。


ということは、離婚後に元夫が受け取る老齢年金から月々3万円もらっていたとしても、元夫が亡くなればその受給権自体は消滅し、元妻の下に年金(として)入ることはありません。



が、年金分割制度は違います。


婚姻していた期間納めた保険料は夫婦共同で納めたもの


という認識(この認識は、これまでの見解と同等です)にたち、離婚時に一方の請求及び合意に基づいて、納付記録を分割することができるのです。



納付記録を分割する・・・・


つまり、夫の名前で掛けてきた保険料を妻の名前に分与することができるのです。


ということは、妻自体に受給権が与えられ、夫に万が一のことがあっても妻の受給権は左右されないということ。
これは大きい。。。


しかし、夫の年金の半分がもらえると誤解されている方が多いのも事実・・・。この点、しっかりと説明が必要です。。




離婚時分割Q&Aとかいいながら、そもそも論が抜けていた気がします。。。




◆◇▼▽●○◆◇▼▽●○◆◇▼▽●○◆◇▼▽●○

ご質問がある場合は、こちらを・・・⇒「年金疑問を解消!」

年金の基本的な解説については、こちらを・・・⇒「なんやねん?年金?」


posted by 橋本將詞 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 離婚分割のQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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